Growth/ニュースレター
以降、旬刊のニュースレターを発行しています。毎号、最新の大規模な改良や今後のプロジェクト予定を載せています。 ローカルの導入、小規模な改善やバグ修正は技術ニュースの解説を参照してください。
Growth ニュース、2025年10月

Growth チーム(グロース)より新人編集者の体験を改善する企画について、この四半期の更新情報をお届けします。
新規リリース
英語版ウィキペディアでは構造化タスク「リンクを追加」
さる9月2日(火曜)時点で英語版ウィキペディアのアカウント100%に構造化タスク「リンクを追加」 を展開しました(従来は展開率20%止まり)。
ウィキデータとGrowth 機能
ウィキデータにおいてメンター制度(Mentorship)ならびに Growth 機能を採用できるかどうか検討を重ね、テストと協議ができるようにベータ版ウィキデータにて Growth 機能を有効にしました(T400937)。 おすすめ編集(Suggested Edits)のようにウィキペディア固有の機能はあるものの、Growth チームでは ほとんどの機能がなるべく個別のウィキに依存しないよう設計しています。
進行中の企画
語調の構造化タスクを改版
Growth チームでは技術面アーキテクチャ、オンボーディング設計、および初期ユーザーテストにおいて着実に進展を遂げております。 今年末を目指してA/Bテストの実施、その主な成功指標として新規参加者による建設的な編集を目指しています。
リンク追加の展開先ウィキを増やす
機械学習チームでは、より多くの言語版でリンクのおすすめができるよう新モデルに取り組み、ウィキペディアの対象言語にはウルドゥー語、中国語、日本語の各言語版が含まれます。前モデルでは未対応だった言語版に「リンクを追加」機能の展開を開始しています。
リンクを追加機能(Add a Link)は各コミュニティごとのローカルな設定が可能で、新しい寄稿者が初めて編集を行い、その後もウィキペディア参加を続ける可能性を高めるものです。
研究
Growth チームでは将来の企画に役立つよう、以下のように複数の研究に立ち会っています。
Progression System(進歩システム)– 英語版とフランス語版のウィキペディア新規参加者10名とのインタビューで聴き取った内容から、当初の発見を公表済みです。 研究ではプロトタイプ・システムをめぐり動機、課題、フィードバックを分析しており、同システムでは編集者の補佐を目的として編集者の自信獲得、スキルの伸長により時間の経過とともにさらに建設的な貢献ができるよう目指します。
モバイルウェブ版編集の調査 – このプロジェクトはモバイル編集体験の向上を目指し、定量および定性のデータ、コミュニティのフィードバックおよび利用者の旅(ジャーニー)などの分析を組み合わせて、実用的な洞察をします。
新規参加者アンケート – このプロジェクトでは英語版ウィキペディアで編集がうまくできる新規参加者を調査し、理解に努める課題とは編集を初めたばかりのころの経験、ツールの使い方、コミュニティの相互作用です。
コミュニティのイベント
Growth チームではウィキメディアのプロジェクト群全域で新規利用者の体験改善をめざし、複数のコミュニティ主催イベントに参加しており、意見を聞き共有し協力します。
ウィキマニア - 私たちの運動における新規参加者の成長を補佐するには、主催者こそ主なパートナー
このセッションでは、主催者の皆さんに Growth の新機能をどのように導入し、どのような課題に直面しているかを共有してもらいました。協議の焦点は、新規編集者が抱えるよくある質問や、新任編集者のサポートにおける連携強化の機会に当てました。
ウィキマニア - ライトニング・トーク:構造化タスク類
この講演では、ウィキペディアの新規利用者が最初の一歩を踏み出す上で、構造化タスクがどのように役立つか示しました。波及効果のデータ、コミュニティ構成、「リンクの追加」タスクのデモを紹介することで、特にモバイル版利用者にとってこれらのタスクが編集作業のアクセス性と持続性を高めると提示しました。
ウィキマニア - ウィキメディアの貢献者にとって持続可能な未来を築く
活発な編集者数が減少する中、より明確で魅力的な参加経路の構築を目指すのが貢献者戦略(Contributors Strategy)です。このセッションの主導はWMF貢献者グループであり、参加した各チームはモバイル・フレンドリーなワークフローを構造化して提供して有意義な関与の促進を目指そうと、それぞれの担当が取り組む編集や成長、モデレーターツール(仲裁)、コネクション(旧称キャンペーン)を説明しました。参加者は、ウィキメディア貢献者にとってより包摂的で持続可能な未来を築こうと、現在進行中の取り組みについて学び、フィードバックを共有しました。
中欧東欧ミーティング(CEE)- 初学者の定着とコンテンツの投稿監視(モデレーション)の改善:ウィキペディア貢献者にとって包摂的で持続可能な未来とは
多くのコミュニティはボランティア参加率の低下に直面しています。新規参加者は参加後すぐに離脱してしまう場合が多く、経験豊富な編集者は苦労しながら、ますます複雑化するワークフローと膨大なバックログを管理しています。私たちは貢献者戦略(Contributors Strategy)と、これら課題に対処するコミュニティに役立つよう、さまざまな機能とワークフローを紹介しました。CEEコミュニティ(中欧東欧)の具体的なニーズに耳を傾け、貢献者チームの作業を支援しました。
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