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Citoid/ウィキで Citoid を有効にする

From mediawiki.org
This page is a translated version of the page Citoid/Enabling Citoid on your wiki and the translation is 100% complete.
メインのページ: Citoid

サイトイド(Citoid)とは自動入力の出典作成機能であり、オンラインの情報源なら 特定の URL を元に、あるいは学術資料の識別子の DOI、PMID、PMCID、ISBN を使い出典テンプレートを自動生成します。 現在はビジュアル編集機能 VisualEditor の機能として、また2017年版ウィキテキストエディター (ウィキ文編集機能)でも利用できます。 Citoid は Zotero(ゼトロ)を使ってページリンクを詳細な情報に置き換えます。

ステップ 1: 出典テンプレートツールを有効にする

Citoid サービスは ビジュアル編集機能の出典ツールを使います。 規模の大きなウィキペディアのほとんどで、また小規模なプロジェクト類でも、すでに有効にしてあります。 出典ツールが有効だと、「基本」と「再利用」のほかに「引用」メニューがローカルの出典テンプレートを1件以上、一覧にします。 もしも出典ツールが無効のままなら、まず最初に出典ツールの定義の見出しに書いてある手順に従って有効にしましょう。 どの出典テンプレートも、通常のTemplateDataがあると作動します。

ステップ 2: Citoid を構成する

Citoid 拡張機能は専用の TemplateData マップとCitoid専用のメッセージを使って設定します。 これらの手順を順序通りに行うことが重要です。

ステップ 2.a:すでに出典テンプレート類を導入済みか確認

ローカルですでに出典テンプレート類を導入済みなら、ステップ 2.b へ進みます。 未導入なら、まず先にインポートするか作成します。

ステップ 2.b : すべての出典テンプレートに 'citoid' マップを作成

メインのページ: Citoid/Maps TemplateData
記入欄のうち ISSN、ISBN、筆者、編集者その他いくつかは特別に citoid マップで [] 形式または 2D の [[]] 形式も使えます。詳細はこちら
Click on the "マップを編集" button in the TemplateData editor to add or edit the citoid map JSON.

Citoid には文のタイプごとに独自のフィールドのセットが決まっており(たとえば定期刊行物 journal の名前は Citoid では publicationTitle だけれども、w:ja:Template:Cite journalではjournal)出典テンプレートごとに必ず"新しいマップを追加" をクリック、citoid という専用のマッピングを追加してください。

If you prefer using wikitext, edit ‎<templatedata /> (usually inside a /doc or /TemplateData subpage) and add the citoid mapping in the maps object:

{
	"description": "…",
	"params": {},
	"paramOrder": [],
	"maps": {
		"citoid": {
			,
			"publicationTitle": "journal",
			
		}
	},
	"format": "{{_ |_=_}}"
}

この 特例のマッピングによって Citoid の欄とテンプレートの欄を対照させた地図を作ります。 Citoid 拡張機能が認識するように、このマップは必ず citoid と呼びます。 mapsのオブジェクトとして、ユニークなキーを備えたマップなら、数には制限はありません。 TemplateData のマップが表示されるのは、編集モードに切り替えた時だけです。TemplateData テーブルには表示されません。 いつも活動するウィキに、ウィキ英語版から TemplateData をコピーペーストしたのが最近の場合は、すでに Citoid のマップ類が含まれているかもしれません。 しかしながら TemplateData が陳腐化していると、データを載せていないかもしれません。

Citoid 拡張機能と互換性のある最新のマップ・オブジェクトは、次のように英語版ウィキペディアにあります。

ステップ 2.c:個別の MediaWiki メッセージを設定

MediaWiki:Citoid-template-type-map.jsonという、専用のメッセージを MediaWiki: 名前空間用の埋め込みメッセージとして設定が必要です。 このメッセージにより、ネイティブの Citoid タイプ 34件をマップし(artworkbookjournalArticletvBroadcastwebsite ほか)から適切なテンプレート(Cite web、Cite book、Cite journal 他)に連係させます。

Citoid の個別のタイプごとに、必ずローカルの出典テンプレートを紐付けしてください。もしもテンプレートが対応していないと、Citoid は作動しません。何もないよりも、間違っていても紐付けした方がまだ事態は改善します。 たとえば、お使いのウィキで DVD に同梱の ライナーノーツを出典にしたいのに、専用のテンプレートが未導入なら、書籍もしくは動画用のテンプレートを代用してみましょう。 皆さんのウィキで特定の情報源をマッピングしようとしたのに、対応するタイプがないなら一般的なテンプレートに入れ替える方法があり、たとえば英語版ウィキペディアで使っている Template:Citation なら全タイプに対応可能です。

名前空間用のメッセージのサンプルは、右のリンクで英語版ウィキペディアを参照してください: w:MediaWiki:Citoid-template-type-map.json

トラブル対応

新しい出典ボタンがツールバーに表示されない 

Citroid のツールバー ボタン

ステップ 2.c で MediaWiki メッセージを作成した場合は、出典用ドロップダウン・メニュー(File:VisualEditor_-_Cite_Pulldown.png)にあった以前のボタンは、citoid サービス用の新しいボタンと交換してください。 ツールバーに新しいボタンが表示されない場合は、原因は MediaWiki:Citoid-template-type-map.json の問題の可能性があります。 ローカルに当ページにない、または JSON が無効な場合、citoid は作動しません。代替案として、JavaScript のキャッシュをリフレッシュしてみてください。

引用を作成できませんでした。

出典のほとんどもしくは大半でこのメッセージが表示されるなら、挿入しようとする出典テンプレートに地図データがないのかもしれません。 ブラウザのコンソールを確認すると、該当する場合はテンプレート名を示した警告が表示されているはずです。 テンプレートには地図データがあるのに、そのデータがメディアウィキのAPIに到達しない場合にも、この問題が出現します。 マップのオブジェクトがテンプレート解説文書内の TemplateData 節に記してあれば、テンプレートに「空編集」をしてみてください。 もう1点、テンプレート・ページ自体に空のテンプレート・データが存在し、転載したドキュメント・ページのテンプレート・データを上書きしていない点も確認してください。 それでも解決しない場合は、マップ自体の問題かもしれません。 留意点として、エラー発生に規則性がない場合は、典拠に使おうとする特定の url 自体に問題があるのかもしれません。 To check this, try citing the url from the API. If it doesn't work there either, it is not a config issue.


よく使うサイトなのに Citoid に認識されず、基本情報しか見えません 

Citoid サービスは優秀な Zotero コミュニティが提供する「マジック」 に大幅に依存しており、 個別のサイトごとに Zotero 変換を書き起こしてもらっています。 Zotero 変換の総覧は https://github.com/zotero/translatorsをご参照ください。 現状では、Zotero は英語の情報源に最適化してあります。 その他のサイトも対象にしたいので、ご協力願えませんか。 Zotero 変換は自作できます。 まず最初によく似たページの翻訳版を探して、次にチュートリアルは Citoid/Creating Zotero 変換を作る方法を参照します。

私のウィキだと日にちの書式が違うんですが

日付に情報をすべて盛り込むには(年、月、日)ISO 方式という国際標準を適用します。 当該のコミュニティが、こういう見た目で利用者に提供したくないと判断した場合には、テンプレートを編集して、ISO 式年月日を皆さんの言語の標準形に合わせることができます。 一例として、テンプレートに日付は ISO 形式の 年月日 yyyy-mm-dd として検出するなどの決まりを加えると、日付をページに *表示する* 書式が書き換えられ、日月年dd/mm/yyyy となります。 それでもこれを実行した場合(フォームをウィキ文やビジュアル編集機能で編集するときなど)、その基礎データは変わりません。

ISOには年と月のみの日付形式(YYYY-MM)もありますが、出典テンプレートによっては適合しません。 T132308を参照。

ウィキのたくさんの言語版(ポルトガル語、イタリア語、英語)で xx-XX 形式の言語コードを却下

関連タスクは T115326 を参照してください。 T97256 のスレッドを参照すると、さまざまなウィキがこの制限をどうやって克服したか書いてあります。

関連項目