Manual:Upgrading to 1.11/ja
![]() | このページは MediaWiki の現行ではないバージョンへのアップグレード情報を含んでいます。 可能であればバージョン 1.40.1 にアップグレードするよう勧告します。 アップグレードの手引きは Manual:アップグレード にあります。 |
安定バージョン (MediaWiki 1.40 )
- mediawiki-1.40.1.tar.gz
- mediawiki-1.40.1.zip
- Git ブランチ: REL1_40
旧バージョン (MediaWiki 1.39 )
- mediawiki-1.39.5.tar.gz
- mediawiki-1.39.5.zip
- Git ブランチ: REL1_39
アルファ バージョン (MediaWiki 1.42 )
詳細情報:
夏です。のんびりした時間、日光に満たされ、Wikimaniaカンファレンス、そしてもちろん、新しいバージョンのMediaWikiです。アイスクリームを食べてリラックスしてください; 1.11へのアップグレードのガイドをいつも通り提供致します。
概要[edit]
最初に、MediaWiki 1.11に含まれるUPGRADEテキストファイルをご覧ください。
すべてのMediaWikiのアップグレードに関して、基本的な前提は同じです:
- 要件をチェックする
- リリースノートを読む
- 既存のファイルとデータベースをバックアップする
- 新しいファイルを解凍する
- データベースを確認するためにアップデートスクリプトを実行する
- 拡張機能をアップグレードする
- アップデートをテストする
システム要件を確認する[edit]
MediaWiki 1.11 のシステム要件です:
PHP[edit]
- PHP 5.0系以降
- PHP 5.1系もしくは5.2系を使用することを推奨します。
- 特定の64ビットプラットフォームでのPHP 5.0系はMediaWikiに対して抜本的なバグを抱えていることに注意してください。x86_64 (AMD64、MT64)上もしくは他に影響のある64ビットのプラットフォーム上で動作をさせる場合、PHP 5.1系もしくは5.2系が要求されます。
DBMS[edit]
- 'MySQL 4.0系以降
- MediaWiki1.6.0以降ではMySQL3.x系はサポートされていません
もしくは
- PostgreSQL 8.1以降
tsearch2
とplpgsql
モジュールも必要とされます。Cロケールで日本語全文検索をできるのはPostgreSQL8.2.2以降です。8.2.1はパッチを適用する必要があります。
リリースノートを読む[edit]
tarballの配布パッケージもしくはSVNからチェックアウト/エクスポートされたファイルの中に大文字の名前を持つ多くのファイルがあり、それらの一つにリリースノートが含まれています。開いてみて1.11で何が変更されたのかを調べてください。
既存のファイルとデータベースをバックアップする[edit]
アップグレードスクリプトがよく維持され頑強である場合でも、まだ物事がうまくいかなくなってしまうことがあり得ます。データベーススキーマをアップデートする手続きをする前に、wikiのデータベースとファイルの両方を含めて、wikiを十分にバックアップをしてください:
- データベースからのwikiの内容。SQLデータベースダンプに加えてXMLダンプを作成することはよいアイディアかもしれません。
- 画像と他のメディアファイル(
images
ディレクトリの内容) - 設定ファイル、すなわち
LocalSettings.php
andAdminSettings.php
(存在するのであれば) - MediaWikiのプログラムファイル。すべてのスキンと拡張機能を含む。特にそれらを修正している場合。
Manual:Backing up a wiki/jaの手引きもご覧ください
新しいファイルを解凍する[edit]
tarballパッケージを使用する場合、解凍してください; Subversionを使用している場合、ファイルをクリーンな位置にエクスポートしてください。すべての拡張機能ファイルを1.11から新しいバージョンで置き換えてください。ディレクトリ構造はそのままにしてください。これでコアコードは最新になります。
アップデートスクリプトを実行する[edit]
注意: wikiルートにAdminSettings.php
が存在し、その中に最新の情報が格納されているかを確認してください。ユーザはデータベース上でフルパーミッションが必要です。
前に説明したアップデートを実行する方法はコマンドラインメインテナンススクリプトを使用していますが、ウェブベースのインストーラを再実行することも可能です。
シェル[edit]
コマンドラインもしくはSSHシェルか同様のもので、maintenance
ディレクトリに移動してアップデートスクリプトを実行します:
$ php update.php
MediaWikiは既存のスキーマを点検し、新しいコードが動作するように、必要に応じてテーブルとカラムを追加することでアップデートを行います。
他の選択肢 1: phpShell[edit]
シェルアクセスが利用できない場合、phpShellといったPHP関数を利用してコマンドプロンプトをエミュレートするものを見てみましょう。これはロックダウンされたホスティングセットアップ上では動作しないかもしれません。
このような解決方法を使用する場合、スクリプトの始めにカウントダウンピリオドをスキップすることが望ましいことがよくあります。そのようにするためには--quick
オプションをアップデートスクリプトに渡してください:
$ php update.php --quick
他の選択肢 2: インストーラを再実行する[edit]
シェルからアップデートスクリプトを実行する別の選択肢はウェブインストーラを再実行することです。次のように行います:
LocalSettings.php
をLocalSettings.old.php
にリネームしますconfig
ディレクトリがウェブサーバによって書き込み可能であることを確認します- データベースユーザがデータベースへの十分な権限を持つことを確認します
- wikiにブラウズしてインストーラを立ち上げます
以前のバージョンのインストールの間に行ったフォームフィールドを入力します。インストールの手続きが始まったときにスクリプトは既存のMediaWikiのテーブルを検知して、スキーマをアップグレードします。インストール作業が完了したときに、LocalSettings.php
が生成されます。
- 新しい設定ファイルを削除します
LocalSettings.old.php
を元のLocalSettings.php
にリネームしますconfig
ディレクトリのパーミッションを元に戻します
拡張機能をアップグレードする[edit]
拡張機能の中にはMediaWiki 1.11で動作させるためにアップデートする必要があります。必ず最新の拡張機能にアップグレードしてください。拡張機能のアップデートを手作業で行うことが必要になることがあります。
アップデートをテストする[edit]
一旦アップグレードが完了したら、期待通りに作業が行われたかどうか裏付けをするためにwikiにブラウズしてページの閲覧と編集といった基本的なことを確認してください。
Special:Versionにアクセスし表示されるバージョンが正しいか確認をしてください。