技術面の意思決定
このページには廃止されたプロジェクトを記してあります。アーカイブ(過去ログ)目的で保持するものです。 現況では不正確な情報を含む可能性があります。 |
For continuous improvement, a retrospective on the technical decision process started in March 2023. Phase 2 began in April 2024.
More information about the retrospective is available. |
The Technical Decision-Making Retrospective Survey results analysis was published 2024-04-23 at //Retrospective and Consultation: Results and Analysis. |
ウィキメディアの技術面の意思決定プロセスは、ウィキメディア財団の諸チーム、提携団体、およびボランティアのグループの専門家から情報を得て、チームが意思決定を行うことができるようにします。
意思決定プロセスとは
技術面の意思決定には次の鍵となる目的が備わっています。
- プロセスの包摂性を高めるには、代表を個人から、チームやグループにシフト
- 各種決定の時期を明確にする
- どの利益関係者が関与しているか、事前に明示する
- 決定の帰結サイクルを明確に築く
プロセスは以下の主な構成要素でできています。
- Technical Decision Forum composed of representatives from the Wikimedia Foundation Product and Technology departments, Wikimedia Deutschland, and independent +2 contributors
- Templates for problem statements and decision records
プロセスを適用する場面
技術面の意思決定プロセスは、その決定が決定を行うチームの担当範囲を越えて影響を与えるあらゆる状況で適用すべきです。 これには決定事項のうち、ウィキメディアの製品インフラが導入するコードやソフトウェアに目立った影響を及ぼすものを含みます。
テンプレート
意思決定プロセスは標準のテンプレートを用いて決定の進行と記録を行います。
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問題提起文のテンプレート
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責任割り当てマトリックス(RACI)テンプレート
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決定記録テンプレート
決定記録
このプロセスの仕上げに、決定記録(decision record)という制作物があります。 決定のページを開き、プロセスの完了のしるしとなる決定記録に目を通してください。
プロセスの流れ
The decision making process is a sequence of steps to help decision makers define a problem, collect feedback, research solutions, and document the decision.
1. 意思決定チームならびにプロジェクト所有者の定義
To start the process there needs to be a decision team and a proposal owner who will work through the process from start to finish. 決定の推進は意思決定チームと提案の所有者がグループとして担当します。 Usually the decision team is a Wikimedia Foundation team, affiliate team, or volunteer group. The project owner is the member of the decision team responsible for guiding the decision through the process.
もし特定の意思決定の影響が広範な範囲に及ぶ場合は、意思決定チームは他のチームから所属の人を回してもらうことができます。 一例として、Vue.js フレームワークの導入を決定した時は機能横断型の作業グループを組んで実施しました。 意思決定の責任を負う人には、その決定のためのリソースや権限が必ず備わっていなければなりません。
2. 問題提起文の定義とは
意思決定プロセスを立ち上げるとき、プロジェクトのオーナーは必ず問題提起文のテンプレートを使い、Phabricator のワークボード(workboard)にタスクをオープンします。
タスクを作成したら、技術意思決定フォーラム[※1]のプロジェクト管理者は問題提起文を Google Doc に転写し、プロジェクト所有者[※2]ならびにフォーラム代表[※3]に縦覧、 評価とコメント投稿、議論をうながします。("※":1=Technical Decision Forum 。2=project owner。3=Forum chairs。) フォーラムの主催者は1週間を使い、問題提起文を査定して意思決定チームにフィードバックを送ります。 意思決定チームとフォーラム主催者は最低1時間の事務局時間を使い、問題提起文を協議し査定済みとして最終版に署名し処理します。
Once the project owner is ready to share the revised problem statement, the Forum project manager adds a link to the Google Doc in the original Phabricator task.
タッチポイント
- 事務局時間
- Phabricator
3. Get feedback from the Decision Forum
問題提起文の最終版が完成すると、技術面の意思決定フォーラムの代表(Technical Decision Forum Representatives)はその提起文を査読し、意思決定チームにフィードバックを送ります。 Forum Representatives are expected to share their feedback within one week. The feedback answers these questions:
- 問題提起文に間違いはありませんでしたか?
- Is it clear how solving this problem supports Wikimedia goals (movement strategy, medium term plan, annual plan, etc.)?
- 利害関係者として適格か?
- 特定の主題について意思決定に求められる専門性は、正しく反映されましたか?問題提起文には適正なグループ群の概略を示してありましたか?
フォーラムのプロジェクト管理者はその責任においてフォーラム参加者に評価を依頼し、またプロジェクト所有者とフォーラムのフィードバックを共有します。
タッチ・ポイント
- 事務局時間
- 技術意思決定フォーラムの Google グループ
- Phabricator
- Google Docs形式
- Slack(スラック)
4. 調査研究とプロトタイプ
フォーラムからその問題提起文に対するフィードバックがされた段階で、意思決定チームは調査と大まかな仮の解決策の見本づくりを始めます。 この段階には、明確化した範囲と時間枠を持たせる必要があります。
意思決定チームはその進展を2週間ごとにフォーラムに持ち込み、その成果をシェアする責任を負います。 この機会に利益関係者は意思決定チームと関わり、モデルの開発を進展させ、必要に応じてプロトタイプ作成が発生します。
タッチ・ポイント
- 技術面の意思決定フォーラム
- 事務局時間中のデモ
- 振り返り
- Phabricator
- 意思決定過程により発表する決定事項の更新
幹部評価
より大きな、影響力のある意思決定、システムレベルの妥協、もしくはコミュニティに甚大な影響を与える意思決定については、関与する幹部(executives)、往々にして最高技術・製品責任者(CTPO=Chief Technology and Product Officer)に対して、問題提起文を実演(デモンストレーション)します。 CTPO は代表者に問題提議文の評価を委任し、幹部による評価を求めるフラグを立てます。
5. 決定する
意思決定チームは、問題提起文が示す利害関係者の全員と連絡をして協議を済ませてあり(そして必要な場合に)幹部たちと協議の上で査定した場合、チームの裁量で意思決定をします。
タッチ・ポイント
- 技術面の意思決定フォーラム
- Phabricator
- 意思決定過程により発表する決定事項の更新
6. 決定記録を公表
特定の決定に至ったときは、意思決定チーム(decision team)より決定記録を決定事項ページに公表します。
質問とフィードバック
質問とフィードバックはいつでも歓迎します。ご連絡先のアドレスはTDFsupport@wikimedia.orgにお願いします。
背景
技術面の意思決定プロセスは2020年に、コメント依頼 (RFC) プロセス (TechCom) の発展形として採用されました。詳細は背景ページをご参照ください。
