Manual:dumpUploads.php

MediaWiki バージョン:

≧ 1.8

MediaWiki ファイル: dumpUploads.php
場所:	maintenance/
ソース コード:	master • 1.44.2 • 1.43.5 • 1.39.15
クラス:	UploadDumper

詳細

dumpUploads.php は wiki にアップロードされたすべてのファイルのリストを出力するメンテナンススクリプトです。 wiki にアップロードされたすべてのファイルのバックアップを作成するために使用できます。

オプション/引数

オプション	説明	必須かどうか
--base	wikiのルートディレクトリからの相対パスではなく、指定したディレクトリからの相対パスを表示する	省略可能
--local	使用されているかどうかに関わらずすべてのファイルを出力します。共有ファイルは含まれません。	省略可能
--shared	共有リポジトリからのファイルを含めます	省略可能
--used	使用されていないローカルファイルを含めません	省略可能

使用法

tarなどでアーカイブするためのアップロードファイルリストが作成されます。既定では、出力されるパスは $wgUploadDirectory の親ディレクトリからの相対パスです。

php maintenance/run.php dumpUploads [ --base| --local| --shared| --used ]

MediaWiki バージョン 1.39.15 以前では、メンテナンス スクリプトを php maintenance/run.php スクリプト名 ではなく php maintenance/スクリプト名.php を使用して実行する必要があります。

アップロードファイルのリストを作成するには

Terminal

$ php maintenance/run.php dumpUploads

images/e/eb/Screenshot_2022-03-11_at_3.58.12_PM.png
images/a/a9/Screenshot_2022-03-11_at_3.58.05_PM.png
images/9/98/Screenshot_2022-03-11_at_1.47.10_PM.png

アップロードファイルをすべてtarで保存するには

Terminal

$ php maintenance/run.php dumpUploads | tar cfT backup_files.tar -

警告:

You should nearly never use xargs with tar -c. Doing so runs the risk that xargs will run a second time with the same initial arguments, creating an archive that contains only the last few files that were intended. In the strict POSIX world, there is no good solution to this -- use cpio instead. With GNU tar (ie, Linux, FreeBSD), either use the T argument as above, or the A argument with xargs.

解凍して取り出すには

Terminal

$ tar xzf backup_files.tar

これらのファイルは importImages.php メンテナンススクリプトを使用して別のwikiにインポートできます。

関連項目

• Manual:importImages.php - イメージファイルをインポートする
• Manual:importDump.php - ページをインポートする
• Manual:dumpBackup.php - ページをエクスポートする