Help:版指定削除

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画面キャプチャ。版指定削除が2回あったことを示す。 1番目は改版した文、編集要約、利用者名を除去してあり、2番目は単に秘匿後の文のみを示した。除去した部分は文字が斜体で色はグレー、横線が引いてある

版指定削除(RevisionDelete)機能は、特定の変更履歴または記録から個別の項目を非表示にできます (一例として利用者が誤って個人情報を公開した場合など)。 この機能は deleterevision 利用者権限を付託された利用者が行使します。 既定では、この権限は秘匿者グループに割り当てられています。 この機能を使う管理者 は非表示(のちに再び表示)にできるのは、改版の内容、その編集をした利用者の名前、編集要約、あるいはこの3要素の組み合わせです。 管理者同士であれば、操作後も秘匿された情報を閲覧できますが、利用者を指定して「suppressrevision」利用者権限 を付与でき、管理者からも内容を秘匿することができます。 この方法で管理者からも内容を非表示にする方法を、「秘匿」または「オーバーサイト」と呼びます。

この機能は MediaWiki コア・コードベースver1.16 で導入され、実装は2009年でした。技術者対象の情報は、Manual:版指定削除 をご参照ください。

概要

利用者が適切な権限を付与されていてインストールした場合、ページの改版とログの記録を表示すると全件の横に ☐ というチェックボックスが置いてあり、以下に示した通常の改版にも保護記録にも適用します。

  • (最新 | ) ☐ 00:00, 1 January 1970 WikiUser (トーク | 投稿記録 | ブロック) (Xバイト) (Edit summary) (取り消し)
  • ☐ 00:00, 1 January 1970 WikiUser (トーク | 投稿記録 | ブロック) protected "Page" [Edit=Allow only administrators] (indefinite) [Move=Allow only administrators] (indefinite) ‎ (Log summary) (履歴 | 設定変更)

ラベルが 選択した版を表示/非表示 または 選択した記録項目を表示/非表示 と表示されたボタンがページの上部と下部にあり、どちらかを押すと、当該の改版/項目が実際に非表示もしくは表示になるまえに、変更点について記入するように求めるメッセージが表われます。

改版または記録の項目が全文、秘匿された場合は、以下の見本のように表示し、当該の要素はグレーの文字が斜体になり取り消し線を引いてあります。非表示になった改版は、その改版の内容(秘匿した場合)はdeletedtext権限を付託されない利用者グループには表示しません。 特定の改版を他の特定版あるいは差分のs &oldid= ページを開こうとすると、エラー通知が表示されて公開のアーカイブから当該の改版を除去したと示されます。同様に、関与した利用者名を手がかりに秘匿された記録の項目を検索しようとすると、利用者名が秘匿された場合、検索結果はヒットしません。

  • (最新 | 前) 00:00, 1 Jan 1970 (利用者名は除去されています) (要約は除去されています)
  • 00:00, 1 Jan 1970 (利用者名は除去されています) (ログの詳細は除去されています) (要約は除去されています)
版指定削除は、当該のページが削除されても適用は解除されません。特定のページの削除を解除した場合、従来、版指定削除によって非表示にした改版は、一般利用者には非表示のままです。


版指定削除を使うには

特定の改版を非表示にする

版指定削除のダイアログ。秘匿オプションは情報を全て表示するために可視化してあり、実際にはsuppressrevision 権限を託された利用者にしか表示しない。

特定の改版を表示する/非表示にするには、その操作が必要な改版または記録の項目の横の小さな (閲覧レベルの変更) ボタンを押します。選択肢は3、4種類あり、付託された権限に従って選べるものが変わります。

  • 改版した文字を表示/非表示
  • 編集要約の記述を表示/非表示
  • 利用者名/IPを表示/非表示
  • 管理者にこれらを制限してインたふぇ0巣をロック(suppressrevision権限を付託した利用者のみ利用)

適用したい項目を選び、横にあるチェックボックスをすべて押してから、何を操作したか伝わる要約を「記録の要約欄」に記します。この情報を書き終わったら「選択した改版に適用」ボタン("Apply to selected revision")を押して、情報を提出します。ここまでの操作が正しければ、画面にRevision visibility successfully set と表示されるはずです。

改版の非表示を解除

特定の改版を表示する/非表示にするには、当該の改版もしくは記録の(閲覧レベルの変更) ボタンを押して、単にすべての箱のチェックを外し、要約を記録して「選択した改版に適用」ボタンを押します。Revision visibility successfully set メッセージが表示されたら処理は成功です。

可視化の設定を変更

これは非可視化してあった改版を可視化することとよく似ています。(閲覧レベルの変更) ボタンを押してから、変更したい選択肢を押す/選択を解除し、有効化を押します。

記録の登録

通常の場合、特定版やページ変更履歴の項目を不可視化すると、公開のログ通知が削除ログもしくは秘匿の非公開記録(「管理者にこの制限を課してこのインタフェースをロックする」を押した場合)。以下の見本は、公開の削除記録に作成した記録の見た目を示し、それぞれページの改版の例、ログの可視化の例です。

  • (閲覧レベルの変更) 00:00, 1 Jan 1970 WikiUser (トーク | 投稿記録 | ブロック) changed revision visibility of Page(hid content, edit summary, username for 1 revision: Log summary) (diff | 閲覧レベルの変更)
  • (閲覧レベルの変更) 00:00, 1 Jan 1970 WikiUser (トーク | 投稿記録 | ブロック) changed event visibility of (Protection log) ‎ (hid content, edit summary, username for 1 event: Log summary) (閲覧レベルの変更)

表示したリンクは可視化設定に導くもので、一方の(閲覧レベルの変更) は当該の版のログ、他方の(閲覧レベルの変更) ボタンは当該の版が影響するページが対象です。