パーソイド・パーサーの統一・移行
ウィキテキスト はウィキメディアのプロジェクト群で編集者が使うマークアップ用言語であり、ウィキメディア財団の次世代ウィキ文パーサが Parsoid です。 Parsoid(パーソイド) が内部的に編集作業に使われ始めたのは2012年からですが、2024年の ウィキメディア財団によるパーサ統合 事業 により、ブラウザ対応の HTML 作成に Parsoid を使い始めています。 ほとんどの場合は、読者に見える変化はありません。
Parsoidと移行プロセスに関しては、このページから他の解説ページへリンクを張って、どんな変更が行われるか編集者の理解に役立つようにしてあります。
変更点
2023年11月には、利用者設定を追加、利用者がどのページでも新しいパーソイド解析器を使うかどうかParserMigration 拡張機能を介して選べるようにしました。 選択する(もしくは選択しない)手順は、拡張機能パーサ移行のヘルプページ (ParserMigration)に解説してあります。
2024年2月、一部のウィキーはデフォルトで特定のページに新しいパーソイドウィキテキスト解析器を使用し始めました。
ユーザーは、Parsoidでレンダリングされたページを初めて訪れたとき、読者に通知し、その後の間隔で、追加情報のためにこのページに誘導します。
Parsoid でレンダリングされたページには、利用者ツールのサイドバーに レガシーパーサーに切り替え
というリンクがあり、問題が発生した場合に、利用者はそのページの古いパーサーに切り替えられます。
そのほか、利用者の個人設定に ParserMigration 拡張機能を有効にしてあると、ページ処理に一切、 Parsoid を使わなくする指定ができます。
原因はパーソイド? 問題発生
まずパーソイドの既知の問題 ページを確認して、旧版パーサと Parsoid との出力に見られる特定の差を読むこと、さらに複数のリンクで Parsoid が止まっているか(いないか)確認し、その上で発見した問題点を報告してください。