Help:Extension:Linter

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Linter 拡張機能は修正が必要あるいは可能なパターンのウィキテキストがあるページを検出し、パターンの問題点と解決法を示すガイドを提供します。

エラーは Lint エラー にタイプごとにまとめられています。 テンプレートを展開 を使うと、これらの問題のいくつかを見つけやすくなります。 On this page, we will classify lint issues according to the severity of the issue vis-à-vis goals that are blocked by those issues. 詳細情報および議論は下記を参照してください。

There is a new feature "Show all linter errors for a specific page" at the bottom of Lint エラー page which allows an editor to get a report of all errors on a single page. The report contains the category and other useful information and each error has a clickable link that loads the page and highlights the error. (Note: if your source editor has syntax highlighting enabled, the highlighting may not work). By working from the end of the list upward, changes to the page will not invalidate the character offsets of earlier errors and is the recommended way to work if you are fixing all errors on a page.

今後も機能の改善を続け、ノイズの除去やバグ修正によりlinter の検出結果をより処理しやすくしていきます。ただし現在の検出結果を利用しても対処できます。

Documentation of lint issues

メインのページ: Help:Lint errors

修正の対象と理由

今後の計画として、解析担当チームではLinterの拡張機能を活用してウィキテキストの以下のパターンを特定していく予定です:

  • エラー(例:偽の画像オプション – 通常、原因は入力ミスか、あるいはMediaWikiのメディアオプション解析の脆弱性
  • 非推奨(例:self-closing tags
  • 解析のパイプライン変更により壊れるもの(例:TidyからRemexHTMLへ移行
  • HTML5では無効になるもの(例:centerやfontなど古いタグ)
  • 一時的に壊れており、編集者の意図しない形に誤って解析される可能性のあるもの(例:閉じていないHTMLタグ、入れ子が正しくないHTMLタグ)

これらすべての対処が急がれるのではなく、場合によっては(利用者がエラーを我慢できれば)対処の必要がないものもあります。上記のLinterの課題は、サブセットごとに個別にゴールを設定して対処していきます。私たち解析担当チームはそれらのゴールをなるべく透明化(公開)し、どの課題を解決するとどのゴールが達成されるか、ガイダンスを提供していこうとしています。

説明を簡略化してよくある質問のページで提供しています。

目標: Tidy からの移行

MediaWikiの解析パイプラインに対する技術的な疑問を明らかにするため、TidyからHTML5へ移行しました。ところが、それを実現すると、ウィキテキストの特定のパターンを修正しない限り、ページの少数のサブセットは解析に失敗することになりました。具体的に問題となるカテゴリは、削除可能なテーブル タグ deletable-table-tag と pwrap のバグ回避 pwrap-bug-workaround、自己終了タグ self-closed-tag と Tidy の空白バグ tidy-whitespace-bug、html5 の入れ子のエラー html5-misnesting、Tidy のフォントのエラー tidy-font-bug です。Tidy からの移行を迅速に進めるため、これらの問題の優先度を高く設定しました。

目標: PHP パーサと Parsoid のレンダリングの標準適合性を改善

現状ではページの表示にはPHPパーサーが生成したHTMLを使い、編集ツールやAndroidアプリなどいくつかの用途ではParsoidが生成したHTMLが使われています。 解析担当チームの長期目標の一環として、ページの表示も編集もParsoidの出力で行えるようにしたいと考えています。 ParsoidとRemexHTMLは両方ともHTML5のツールなので、RemexHTMLの解析結果を左右するlint(エラー)はParsoidの解析にも影響を与えます。 現在のところ、Parsoidの解析を揺るがすそれ以外の新しいエラーは発見されていませんが、見つかり次第、この一覧を更新していきます。

目標: HTML5 出力の標準適合性

この目標はやや複雑な要素があり、目標達成の重要度あるいはどこまで到達すればよいのか、まだ把握できていません。それに加え、この目標に向けて活用する仕組みもまだ明確ではありません。たとえばUser:Legoktm/HTML+MediaWikiはさまざまな場での議論に基づき、html5で廃止されたビッグタグを扱うという提案をまとめています。いずれの場合も廃止タグobsolete-tagと自己閉鎖タグself-closed-tagのカテゴリの問題を解決すると、この目標に近づけます。そもそも目標が明確ではないので、廃止タグのカテゴリは優先度の低い目標としました。

目標: 編集者の意図を明確化する

正確にマークアップするのは難しいです。 どうしてもエラーが起きてしまいます。 パーサーはこれらのエラーの回復に最善を尽くすものの、実際には編集者の本来の意図を反映していなさそうな場合も多く見られます。 そこで最善策として、ここで特定した問題の修正には、編集者の意図を明確にすることを推奨します。 この目標達成に影響が大きいカテゴリとは、具体的には間違った画像オプションbogus-image-optionsやテーブル内など記述位置の間違いfostered-content、入れ子タグの間違いmisnested-tagや閉じるタグの欠落missing-end-tagがあげられます。 編集者の意図を明確にするという目標はかなり重要なため、前出のカテゴリのほとんどに中程度の優先度を付けています。 ただし、大部分のケースでパーサーはかなり正確に回復しているように見えるので、閉じるタグの欠落のカテゴリは優先度の低いものとしてマークしました。 そうは言いつつ、他の人間の編集者やツールにわかりやすいかどうかではなく、修正に多大な労力を費やさなくてもよいエラ-を修正作業の対象にすることをお勧めします。

目標: クリーンなマークアップの実現

マークアップの訂正は手間がかかります。たとえエラーが存在しても、ほとんどの場合、パーサーは本来、そのマークアップが目指したであろう解析結果に沿って、かなりいい仕事をします。ただし、誤字脱字や句読点あるいは細かな文法エラーを見逃せない編集者と同様に、編集者や開発者の感覚があるユーザーは、前出のような細かいエラーを見逃せないと感じるかもしれません。そのようなエラーの修正にとんでもなく長い時間を費やすことはお奨めしませんし、多くの場合、ボットでも修正に対応できるのです。むしろ、解析のゴール達成を難しくするエラーのカテゴリとは、入れ子タグの間違いmisnested-tag、閉じるタグの不足missing-end-tagとふぞろいのタグstripped-tag(訳注:ペアの片方が不足)なのです。

よくある質問

特定のページの lint エラーの更新時期

現状ではリント(構文エラー)のカテゴリはすべて、ページの解析中にParsoidが識別したエラーから生成されます。ページ(またはページ上に複製されたテンプレート)が編集されると、ChangePropはそのページの再解析を要求し、Parsoidは新しい結果をLinter拡張に送ります。

つまり新しいカテゴリが導入されると(もしくは従来のカテゴリが訂正されると)、すべての解析結果の修正には時間がかかるかもしれないということです(特にほとんど修正されないページの場合)。もし編集をまったくしなければ、個別の処理はスピードアップします(訳注:理論上は)。原則はそうであっても、phab:T161556ではすべてのページを再解析する方法を検討中です。

X という名前空間 (例: 議論) のページは修正の対象かどうか

修正の優先順位が高いのはコンテンツの名前空間のページです。その他はウィキごとに異なります。サンドボックスとして使われるページが大量にあり、そこではエラーは放置されています。

ツール

関連項目