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記事執筆のガイド

From mediawiki.org
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この機能を調整しましょう

私たちはパイロット ウィキペディア 経験豊富な編集者の皆さんに対して、これらの指示を使用して サンプル概要を調整するか、または作成することを依頼しています。 この時点で記事執筆のガイド機能を作成しておくと、展開後に編集者の役に立ちます。

記事執筆のガイドは、ウィキメディア財団が開発した実験的な機能の取り組みで、経験値が少なめの編集者を助け、ウィキペディアに構成が整っていて方針を守った記事を作れるようにします。 記事の題名とタイプを基に編集者の意図を判断してから記事作成のプロセス全体にわたるガイダンスを提供し、それはあらかじめ個別にカスタム化してありコミュニティによる調整が可能なものです。 これには事前の情報源検証、著名性リスク評価およびコンテンツを書き始めるための記事概要が含まれています。 この機能は質の低い投稿を最小限に抑えるわけで、編集者がページを新しく作成したときに除去されずに存続する率を向上させ、あわせて巡回担当者や管理者の作業負荷の軽減を目指します。 さらに複数のプラットフォームをまたいで動作するように設計してあり、特に記事作成が困難なモバイル機器から貢献する障壁の低減に重点を置いています。

機能のテスト

この機能の展開先はウィキペディアのシンプル英語版のほかA/B 試験の一環として先行版のウィキメディア・プロジェクト群 のいくつかとします。 この初期バージョンは A/B試験のために先行版ウィキメディア・プロジェクト群のいくつかに見せてあります。 経験豊富な貢献者のうち試験グループに加わった皆さんは、この機能をその後も使い続けてください。 その皆さんには合わせて記事概要をもっと作成したり、フィードバックの投稿をお願いしています。 サンプル英語版には さまざまな記事のタイプごとに 概要をまとめてあり、適切なマークアップのサンプルとして利用できます。 これら概要を取り入れる場合は、ぜひ皆さんのコミュニティが尊重する編集の基本にご配慮ください。 この機能の使い方は、以下の動画で実演します。

ウィキペディアでサンプル概要を調整

ここで言う概要(outline)とはコミュニティが整理したページを指し、アドバイスを示し、情報源のうち推奨されるものと避けるべきものに焦点を当て、記事の種別ごとにどの見出しが対応するかあげてあります。 これらの概要は記事ガイド機能に応用し、新しく記事を作ろうとすると手順の段階ごとに提示します。 これらの概要は、以下の手順に従って既存の概要から調整できます:

現時点では、拡張機能が展開されるまでは、公開後にページの表示が正しくない場合があります。

優先的に調整する概要

これらは、選択されたウィキペディア群に優先的に調整および翻訳すべき上位 10 件の概要です。

機能のワークフロー

記事執筆のガイドは、提供された概要を使用し、最初の段階からビジュアルエディターでの記事執筆まで、投稿者を支援するワークフローを定義します。

ステップ1 – ページ題名を記入し主題と整合させる

記事ガイダンス機能における、題名の入力と主題と整合させる手順。
記事ガイダンス機能における、題名の入力と主題と整合させる手順。

投稿者がこの機能を使って新しい記事を開始すると、記事名の入力を求められます。 システムは可能な主題の一致を検索し、投稿者が主題を確認できるように、ウィキデータから主要な主題および近い代替候補の一覧を提示します。 その後、投稿者は次の段階へ素早く移動します。 このワークフローは適切な主題の選択を簡素化し、重複を排除します。

ステップ2 – 記事の種別を選ぶ

ステップ1において、投稿者が記事の題名が主題と一致するかどうか自信がない場合は、記事の種別一覧を参考にします。 種別を選ぶと著名性の確認へと進みます。 前のステップで題名と種別が一致した場合、この作業段階は省略します。 種別一覧のどれとも一致しない場合は、ガイド付きヘルプも、新しい種別をコミュニティに提案するおすすめも受けないまま、投稿者は作業を続けます。

ステップ3(出典チェック)

記事の題名と種別の確認作業に続き、投稿者は出典をつけるよう求められて、ウェブサイトのURLアドレスを最低1件、記入します。 すると記入したURLを1件ずつ自動でチェックし、コミュニティが定義した情報源一覧に照らして推奨されるか非推奨か、結果はリアルタイムで表示されてその情報源が認められるか推奨外かわかります。 問題ありとなった場合(フラグが立つ)、投稿者にガイダンスのヒントが表示され、信頼できる情報源とはどんなものか理解を助けます。 この段階で情報源を追加することは、既定ではオプション(選択事項)ですが、記事の種別によっては必ず追加が求められます。 投稿者はもちろん、記事執筆を進めながら情報源を追加できます。

ステップ4(著名性のリスクを判定)

著名性のリスクを判定する Notability Risk Assessment ステップとは、提案する記事の題名、種別、情報源を手掛かりに、コミュニティの定義する著名性の基準に合っているかどうか見極めます。 主題が以下のような基準を満たさない場合:

  • ウィキデータに記載がある
  • 他言語版のウィキメディア・プロジェクト類に掲載
  • 情報源の必須要件

システムが利用者の作業を中断させる場合とは: その場合に役に立つ代替案として提示するもの:

  • 関連する記事の編集
  • 著名性の指針を学ぶこと
  • ウィキデータの語彙素を提案すること

このステップでは早い段階で投稿者に有意義な投稿をするように導き、時間を節約し記事品質を高めます。

ステップ5 概要をスタート点にしてコンテンツを書く

この段階で、投稿者は表示されたガイダンスの画面を見て、選択した記事の種別に応じ、コミュニティが提供するアドバイスや忘れてはいけないことが読めます。 「執筆を始める」ボタン Start writing を押した投稿者がビジュアル編集 Visual Editor を開くと、その時に選んだ記事の種別に応じてコミュニティが定義した、記事の構成などが含まれています。 このサポートの設計意図はせっかくのページが空白化されるのではないかという心配をあらかじめ軽くすること、投稿者がヒントやガイドに従いながら、自信を持って記事の執筆を始めるようサポートすることにあります。

ステップ6 公表後に呼びかける

ある投稿者が執筆作業を公開(保存)した段階で、その記事を読み直したり加筆するように呼びかけます。 一例として、アウトラインにはない見出しを追加するように促します。 あるいはまたほかにもその記事に画像を追加するなど、細かな作業を完了しようと呼びかけます。

実験段階

記事執筆のガイド機能は、モバイル環境で編集するジュニア編集者を対象に A/B テストを実施して評価にかけます。 同実験では記事執筆ガイドを受けた記事作成は、当該の記事が30日後も削除されずに存続する率を改善するかどうか測定します。 エントリポイントと重要な指標の結論を導きます。 当テスト開始に先立ち、英語版のウィキメディア・コミュニティでワークフローのテストを終えてフィードバックを受け、改良を加えます。 先行ウィキ類にはほかにも実験を行う前に、記事アウトラインを翻訳してそれぞれの言語版に適するように調整を済ませるよう依頼します。 当実験の設定は「テストキッチン」 Test Kitchen で実施し、スーパーセット Superset でモニタを継続していきます。 もしもこの実験がすべての先行ウィキを通して、記事の存続率を向上しないし記事の編集放棄を増やす場合は、執筆ガイドを受ける記事作成をめぐる作業は中断し、アプローチ自体を再評価する予定です。

記事執筆のガイドの根拠

目的は、新人の編集者でも、既存の慣行と方針を理解し適用しやすくすること、新しい記事の作成作業を容易に進められるようにすることです。 また目的としては管理者の作業負荷を軽減すること、より効果的に記事の質を維持することも含みます。 この取り組みの着想は新人編集者に役立つ記事作成のアイデアについて複数のコミュニティから提議があったことと、要望リストにまとめられた複数のコミュニティのニーズと、その議論フィードバックから得ています。

  • 新しい記事の作成はやりがいがあるものの、同時に困難でもあります。
    高品質でコミュニティに認められる記事の作成とは、編集者にとって目に見える成果であり、寄稿を継続する意欲も生みます。しかしながら責任と成果には、課題や問題点を伴います。
  • 新人編集者の寄稿が却下される具体的な理由
    新人編集者の場合は特に、次のような課題に直面してしばしば苦労しています:
    • 編集の複雑な方針をうまくこなすこと
    • モデレーターとウィキペディアのコミュニティが期待する質の高いコンテンツの基準を理解すること。
  • ほとんどの場合、その人たちは失敗してしまいます。標準の品質を満たしていない記事は、以下の理由で削除されます。
    • 典拠が足りないこと
    • 示した典拠は検証できないこと
    • 中立な視点で書いていないこと
    • 構成の必須要件を満たしていないこと
  • AI 生成による品質の低いコンテンツの影響
    AI の進歩に伴い、それを近道として一部の寄稿者が記事を作成すると、コミュニティの基準を満たしません。
  • 不適切な投稿の確認に巡回担当者が費やす時間
    巡回担当者は、質の低い投稿を確認して検討する作業に時間を取られてしまい、その担当者の作業はその結果、大量に停滞してしまいます。
  • 投稿の差し戻しは編集者の意欲を下げ、巡回担当者を疲弊させる場合があります。

上記の問題はコミュニティ要望リストにも取り上げられ、英語版ウィキペディアのコミュニティと成長チーム(Growth)との間で広く議論されたこと、また、さまざまなコミュニティから受けたフィードバックにも反映されています。

問題を提示する暫定的な機会

コミュニティから集めたフィードバックならびにそれを受けたアンケートの解析に基づき、コミュニティと調査を重ねテストに適するかもしれない機能を特定しました。

  • 編集者が参考資料を探して理解し、適用できるように補佐して、コンテンツ作成を成功させる重要な要素を定着させること。
  • 記事のタイプを識別して新人編集者ごとに特化した支援をすること。
  • コミュニティの定義によるアウトラインを確立すること。コミュニティとの協働および/または見本となる記事を採用して、難しいタイプの記事のアウトラインを確立すること。
  • コンテンツのアウトラインを簡便に再利用できるようにすること。見出しや段落、要点のまとめ(クイック・ファクト)、情報ボックスほか、記事の基本となる構成要素を提案すること。
  • 強調表示キーの方針。記事のタイプ別に編集の作業の流れ(ワークフロー)に関連するガイドを提供すること。
  • モバイル版編集で使いやすいかどうかを優先しつつ、デスクトップ版の利用者も支援すること。
  • 手を動かしながら学ぶアプローチにより、典拠のしっかりした記事の草案を作る利用者を補佐すること。

これらのアイデアには、特定の種類の記事に関する構成とガイドラインを定義してきたコミュニティの既存の慣習を反映してあります。 また提携団体(ウィキメディア・ブラジル協会提案のMバベル [※1] の取り組みやウィキ教育財団の主題別ハンドブック [※2] )の例をあげるまでもなく、ボランティア提案の利用者サンドボックス・プラス [※3] )、あるいはウィキプロジェクト(ウィキプロジェクト医学ウィキプロジェクト霊長類など)などの前例がすでにあります。("※":1=MBabel。2=subject-specific handouts。3=User sandbox+。) しかしながら現在のコンテンツ作成ツールでは、これらを見つけることも適用も簡単にはできないのです。私たちはこれら慣習に賛成であり、既存の編集ツールの機能を拡張したいと考えています。

初期:最初の介入

初めの介入の提案

この探索と初期の実験段階では、いくつかの疑問に答え、機能開発を試験し、フィードバックを提供してもらうために、コミュニティの認知と参加を求めています。 私たちはこの取り組みに実験の観点から取り組み、探索が適切に管理され、分析されるようにしています。

介入(intervention)とはコミュニティが最初に作成したガイドラインを相手に提供する前に、利用者が記事を作ろうとする意図をとらえて、その記事のタイプを特定することです。 詳細はPhabricator のメインチケットならびに提案の文書にまとめました。 ガイダンスには将来の介入を見すえて追補する余地があります。

検討課題とする複数のシナリオ

この初期の介入において、新規参加者や経験を積んだ編集者ならびに査読者それぞれのシナリオを検討します。 新規参加者のシナリオの例:

  • 不適切な記事を作成して……
  • 質は低くても主題そのものは有意義な記事を作成して……
  • 既存の記事を改善して……

どこでその編集をしたか:

  • 大規模なウィキペディアで
  • 中規模のウィキペディアで
  • 小規模なウィキペディアで
  • ウィキボヤージュなど他のウィキプロジェクトで

重点は、いずれかの言語版でジュニア編集者にモバイル版の記事作成を紹介し、巡回担当者が低質な記事の削除にかける負担を軽減することに置きます。

対象となるウィキ

作成すべき有効な未作成記事が多い一方で、査読者の課題もあるウィキペディアが検討されました。 6 つのウィキペディアが選定され、追加のウィキも私たちと協力しています 。これらはプロジェクトへの関心に基づいています。他のウィキペディアからのさらなる参加者も、この取り組みに参加できます。

指標となりうるもの

  • 削除記事の割合の対比(ガイドありvsなし)
  • 編集放棄率の低減
  • 編集者の定着率が増加。
  • 作成記事数の増加。
  • 標準的な品質基準を満たすコンテンツの増加。

主な検討課題として、一定数の利用者数種類の主要な記事のコンテンツ作成手順でであう複数の問題'の解決とします。

コミュニティの動員

パイロット ウィキおよび関心のある貢献者との協力を通じて、次の主要な問いについての知見を得ました

  • 主にどのようなタイプの記事が、ジュニア編集者にガイドを示して最も有効か? 例:人物伝、動物、映画……
  • これらを個別に見ると:
    • それぞれ典拠として推奨されるものと回避すべきものは? 例:ナショナル ジオグラフィック(National Geographic)は推奨、Youtube は回避するべき。
    • 著名性(notability)が欠けているとリスクは高いかどうか? 相手に何を指針として示すか? 例:人物伝で他言語版が5件未満の場合は、下書き空間へ移すように推すこと。
    • この種の記事を作成しようつする編集者には、まず第一にどのような助言をするか? 例:主題に選んだ動物は、すでに〇〇による一覧に掲載されているかどうか……
    • 白紙のページよりも編集者の作業開始に役立つとしたら当初どんなコンテンツが適していますか? 例えばこちらのサンプルは例文、動物系の基礎情報ボックス、見出し2件で構成。

Based on community feedback, we are developing a feature in a test wiki that provides guidance for editors throughout the editing workflow. This includes an outline to assist with content creation for various article types. Participating communities will be invited to:

  • Try the feature in a test environment
  • Provide feedback
  • Review and improve the sample outlines.

A step by step guide to assist communities in trying the feature is provided in this page.

設計の提案

以下の設計は初期案を図式化したものです。 これらは、試行のためのより詳細なワークフローを定義するための指針として役立ちました。

スタートの要件

題名を決める

編集者が新しい記事に題名を付けると。 ウィキデータの項目と題名を照会、識別された主題を表示。 特定のテーマに対する項目がウィキデータにまだないときは、編集者は検索またはブラウジングして記事の種類を選択。

まず情報源と参考文献を追加

題名が決まったところで、次のステップでは編集者から手順の初めに記事との関連を示す情報源をあげてもらい、その目的として基本的な要件である情報源の件数チェック、ウィキペディアのコミュニティが推奨/不推奨する典拠一覧と照らし合わせるように促します。

著名性の確認と初歩的なガイド

コミュニティが著名性の低さは高リスクであると認めているなら、場合によっては利用者にコミュニティの定義する代替手段を示すことがあります。 これは初期ガイドとして、コミュニティが定義したメッセージを示し基本コンテンツを提供する段階の一つとされ、検討課題や有用な参照例を含む場合があります。

編集の段階

コンテンツ作成のその後の部分は、通常のとおりビジュアル編集機能 Visual Editor で進めます。 編集中の利用者をもっと有効に補助するにはどうすればよいか、今後、検討するかもしれません。

ビジュアル編集機能に切り替えて編集を続けるには

参加しよう

空間は探索中であり、コミュニティの皆さんから以下の点について協働をお願いできないでしょうか。

  • 当プロジェクトの波及効果を評価したく、アプローチ方法に関してアイデアの交換をする課題として、考慮に値するか避けるべきか、試しても良いか評価に移るか、ご意見をお聞かせください。
  • ガイダンスが有効と考えられるのは、どの種類の記事か特定すること。
  • 共同作業を進めて、記事の種類を指定して初期段階の概要一式をまとめること。
  • それぞれが活動するウィキで記事もしくは見出し節の作成にアウトラインを試用してみること。

初期の発想をめぐり、皆さんからもぜひ、改善に向けた投稿をトークページでお待ちしており、またこちらのページで参加表明 をお願いします。